薩摩川内市入来町で、江戸時代から続く伝統行事「かえんそや」が行われました。
「かえんそや」とは、鹿児島弁で「換えましょうよ」という意味。
桃の節句に女の子たちが互いにお菓子を交換します。
この年も武家屋敷群にある旧増田家住宅に、
色とりどりの晴れ着姿に薄化粧をした女の子たちが集まり、
それぞれ持ち寄ったお菓子を「かえんそや」と言いながら取替えっこしました。
お雛さまが飾られた会場は、三味線や琴の演奏などもあり、終日賑わいます。
撮影は、いちき串木野市のMBCふるさと特派員、小島忠義さん(2017/3/2)。