壁壊し、を意味する「壁うっくじい」は、「ハラメ祝い」とも呼ばれています。
新婚の家に丸太を使った垣根を建てて、子どもたちを迎えます。
やってきた地元の小学生たちは、「ハラメ棒」と呼ばれる棒を使って子孫繁栄の祈りを込めた掛け声とともに垣根を打ち始めます。
また、この行事は子孫繁栄を祈ると同時に嫁と嫁ぎ先との「目に見えない壁」を壊すという意味もあると言われています。
壁うっくじいは、壁が壊れ柱を引き抜いたら終了。
参加した子どもたちにはお菓子などが振る舞われます。
撮影は鹿屋市のふるさと特派員、末吉秀太さん(2017/1/19)。