奄美の6カ所「特に良好」 大浜、与名間は15年連続 県海水浴場水質調査

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 鹿児島県は6月27日、2025年度の海水浴場水質調査結果を公表した。市町村管理(委託含む)の23海水浴場を調査し、18カ所が特に良好な水質「AA」、2カ所が良質な水質「A」、3カ所が「B」だった。奄美関係は6カ所すべて「AA」で、奄美市の大浜海浜公園と天城町の与名間海浜公園は11年度以降、15年連続の最高評価となった。

 調査対象の海水浴場は、各市町村からの希望を踏まえて選定した。調査は4月中旬から5月上旬にかけて実施。ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度を調べ、水質を5段階で評価した。調査の結果、20カ所で水質が良好、3カ所で可と判定された。腸管出血性大腸菌O―157はすべての海水浴場で検出されなかった。

 奄美群島内の海水浴場の水質判定結果は▽奄美市・大浜海浜公園(例年利用者数5万人)▽宇検村・タエン浜(同7千人)▽徳之島町・畦(あぜ)プリンスビーチ(同2万人)▽天城町・与名間海浜公園(同2万人)▽伊仙町・瀬田海海浜公園(同3千人)▽和泊町・ワンジョ(同1万人)=AA。

水質が特に良好と評価された大浜海浜公園=29日、奄美市名瀬

 

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