鹿児島県奄美市笠利町喜瀬(きせ)の沖合に29日、「かくれ浜」が姿を現した。晴天の下で青い海と白浜のコントラストは一層際立ち、家族連れや観光客らが次々と上陸して海遊びを楽しんでいた。
「かくれ浜」は春から夏にかけて大潮の干潮時にだけ見られ、市の一集落1ブランドにも認定されている。祝日のこの日は100人を超える行楽客らでにぎわった。
両親と共に訪れた赤木名小学校の児童は「歩いて渡るのは思ったよりも大変だったけど、最高の景色でした」と笑顔を見せた。

「かくれ浜」に上陸する家族連れや観光客ら=29日午後1時50分ごろ、奄美市笠利町の喜瀬沖(本社無人機で撮影)