こいのぼりに願いのせ 龍郷町=「こどもの日」前に632人分掲揚

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 5月5日の「こどもの日」を前に、鹿児島県奄美大島・龍郷町子ども子育て応援課は24日、町役場向かいの「とおしめ公園」に町内の子どもたちが制作した「ねがいをのせた鯉(こい)のぼり」を設置した。色とりどりのこいのぼりが空を泳ぎ、晩春の風景を華やかに彩っている。

 こいのぼりは、厚生労働省が定める5月の児童福祉週間に合わせ、同課が2021年から毎年設置している。今年は町内の保育所年長と小中学生を対象に制作を依頼し、632人分の作品が集まった。

 この日は、町職員ら約20人が設置作業を行い、6色のビニール袋で作られたこいのぼりを掲揚。「しょうらいのゆめは虫はかせ」「野球選手になりたい」「世界で困っている人や苦しんでいる人たちの助けになる仕事につきたい」など、それぞれの願いをのせて青空の下で風になびいていた。

 こいのぼりは5月9日まで掲揚する予定。同課の担当者は「子どもたちの夢や希望を込めた鯉のぼり。ぜひ見に来てほしい」と話している。

子どもたちの願いが書かれた色とりどりのこいのぼり=24日、龍郷町の「とおしめ公園」

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