美しい海を未来へ残そう 奄美市笠利町=IMALUさんとビーチクリーン

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 鹿児島県奄美市とNPO法人ゆいむすび実行委員会は23日、同市笠利町の土浜海岸でビーチクリーンを行った。東京と奄美で2拠点生活を送るタレントのIMALUさんをはじめ、島内外から50人余りが参加。晴天の下ごみ拾いに汗を流し、美しい海を守り未来につなげる意識を高めた。

 今回収集したごみは45リットルのごみ袋8袋分と0・5立方メートルの漁具。プラスチックやペットボトル、瓶などを約1時間かけて拾い集めた。「海洋漂着ごみのアップサイクルプロジェクト」の一環として、拾ったペットボトルを資源にTシャツを製作し、その売り上げを海洋保護活動に寄付する予定。

 大阪府から参加した児童は「初めてのビーチクリーン。海岸はきれいに見えたけど、よく探すとプラスチックごみがあった。これからも海をきれいにしていきたい」と話した。

 IMALUさんは「島の方は自ら企画してビーチクリーンをされている人が多く、自然を保護しようという意識の高さを感じる。きれいな海にひかれて奄美に来たので、自分ができることを地道にやり、未来につなげたい」と語った。

約1時間かけてビーチクリーンに取り組んだ参加者=23日、奄美市笠利町

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