奄美で働く魅力、動画で発信 県大島支庁=U・Iターン者にインタビュー

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鹿児島県大島支庁は、奄美群島で働く人々のインタビュームービーを制作し、県の公式YouTubeチャンネルで公開している。群島に暮らすIターン、Uターン、地元高校出身者の3人が働くきっかけや仕事中の様子、休暇の過ごし方などを紹介。群島で働く魅力を発信して「自然豊かな多様性のある島で働きませんか」と呼び掛けている。

県大島支庁が制作した「奄美群島で働く人々のインタビュームービー」のタイトル画面

動画は3月27日公開。再生時間は約8分50秒。喜界島の酒造会社に勤めるIターン者の河原健一さん、奄美大島の金融機関に勤務する地元高校出身の秋玲菜さん、沖永良部島の特定事業協同組合に所属するUターン者の和田愛さんがインタビューに応えている。

島で働く意義について河原さんは「島で働くのは楽しい。都会では味わうことのできない、何もないことの良さをぜひ知りに来て」、秋さんは「地域密着型で地域の人と近い立場で関わることができる。島で就職して良かった」、和田さんは「仕事はやりがいがある。家族、両親、祖父母とゆっくり時間を過ごせることが一番」などとアピールする。

大島支庁総務企画課は「動画を通じて群島内高校生の地元就職やU・Iターン者の移住が促進され、人材不足解消につながれば」と期待を寄せる。動画は公式チャンネル内の再生リスト「かごしま暮らしナビ」から視聴できる。

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