毎年鹿児島神宮で開かれる初午祭が近づいてくると、
霧島市にあるとある工房ではポンパチ作りが始まります。
ポンパチは、会場を踊り歩く鈴かけ馬に飾られ、
馬が動くたびに糸で吊るされた豆が太鼓を打ち、
そこから奏でられる「ポンパチ」という音は会場を華やかに盛り上げます。
ポンパチが作られているのは、同市内の花見ユリ子さんの工房です。
竹を切り和紙をはった太鼓に、次々と鮮やかな絵を描いていきます。
初午祭までひと月あまりの頃には、娘さんも作業に参加して作業は佳境を迎えていきます。
撮影は霧島市のふるさと特派員、湯之上昭さん(1/12)。