ワーキングホリデーで地域と交流 大和村 若者4人がタンカン収穫

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 農作業に従事しながら島暮らしを体験する「大和村ふるさとワーキングホリデー」のプログラムが8~20日、同村で行われた。島外から10~20代の計4人が参加。タンカンの収穫作業や自然・文化体験などを通じて地域住民と交流を深め、それぞれの島への思いを新たにした。

 同村では2021年度から関係人口の創出を目的にワーキングホリデーの事業を実施。滞在中の宿泊費や体験費用、食費、交通費などは村が負担する。

 今回参加した4人は週に5日、最盛期を迎えたタンカンの収穫作業などを体験。農作業以外では、アマミノクロウサギの観察ナイトツアーや船釣り、染色など地域の自然や文化体験活動を楽しんだ。

 最終日の20日午後は、同村役場で役場職員を交えて約2週間の日程を振り返り、「人の良さに心を動かされた」「地域の方に人生話など気軽に聞けて刺激的だった」「また来たいと思える場所になった」などと語った。

 埼玉県から参加した大出風香さん(24)は「人の温かさが心地よかった。住み込みの農業バイトなどで全国を回る生活をしており、将来は田舎暮らしを考えている。奄美にもまた来たい。今回収穫したタンカンを友達に配って奄美を宣伝したい」と笑顔を見せた。

 プログラムの運営を担った同村国直のNPO法人TAMASUの中村修代表(57)は「それぞれの地域に戻っても、いつも大和村を気に掛けてくれて、きっかけがあればまたつながることができるような関係性が続いていけば」と話した。

 同村では次年度もワーキングホリデーの事業を実施する予定。これまでの参加者で、島に移住した人もいるという。

タンカンを収穫する参加者=19日、大和村

-あまみじかん
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