伝統のウァースイムン作り 笠利町外金久で旧正月行事 奄美市

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 鹿児島県奄美市笠利町の外金久集落(諏訪光三区長、192世帯)で15日、伝統の旧正月行事が催された。昔ながらのウァースイムン(豚の吸い物)が振る舞われ、昼間は子どもたちの昔遊び、夜はカラオケやナンコ大会などで盛り上がった。

 同集落ではかつて、各家庭で旧正月行事が行われていたという。集落の伝統を復活しようと、1996年に「ウァースイムン祭り」として再開。毎年、旧正月前後の日曜日に、子どもから高齢者まで集落ぐるみで続けている。

 外金久生活館では壮年団が朝から豚の肉と内臓を一口サイズに切り分け、婦人会が準備したダイコンやフダンソウなどの野菜とともに煮込み、みそ仕立てのウァースイムン作りに取り組んだ。午後は子どもたちがこま回しやたこ揚げ、餅つきなどを楽しんだ。

 諏訪区長(73)は「伝統文化のウァースイムンは、なくしたら復活することは難しい。旧正月行事を開催して集落の団結や活性化を図ることで、次世代に引き継ぐことができる。時代にあった開催方法を模索していきたい」と話した。

昔ながらのウァースイムンを作る外金久集落婦人会のメンバーら=15日、奄美市笠利町

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