バレイショ植え付け始まる 「病気にならず育って」 徳之島

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 赤土新バレイショの産地である鹿児島県の徳之島でバレイショの植え付けシーズンを迎えている。好天に恵まれた26日、伊仙町目手久の赤土畑では、美山茂さん(62)=同町目手久=が親戚と一緒に約20アールの赤土畑に、トラクターで約400キロ分の種イモを植えた。

 JAあまみ徳之島事業本部によると、今年は北海道が高温と干ばつにより種イモが不作で小玉傾向。11月は悪天候により種イモの到着が予定より1週間ほどずれ込み、20日に到着した。植え付け進捗(しんちょく)率は28日現在1割ほど。徳之島事業本部では26年産の共販目標を4500トン、販売目標額を9億円としている。

 美山さんは今年8月に伊仙町農業支援センターの研修を終えたばかり。独立後初の植え付けを無事終えた美山さんは「病気にならずにちゃんと育ってほしい」と話した。
バレイショの植え付けは12月初旬にピークを迎え、26年2月の収穫開始が見込まれる。

赤土の畑にバレイショを植え付ける美山茂さん=26日、伊仙町目手久

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