奄美地方、夏本番! 梅雨明け、平年より10日早く

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 鹿児島地方気象台は19日、奄美地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より10日、昨年より4日早い。全国では8日の沖縄に次いで2番目。19日の奄美地方は高気圧に覆われておおむね晴れ、最高気温は喜界島で今年最高の32・3度を記録するなど、多くの地点で30度を超える真夏日となった。

 名瀬測候所によると、梅雨入りが発表された5月19日から6月18日までの降水量は、速報値で天城が296・5ミリ(平年341・1ミリ)と最も多かった。次いで古仁屋276・5ミリ(同390・3ミリ)、伊仙227ミリ(同339・8ミリ)、名瀬214ミリ(同424・7ミリ)、喜界島198・5ミリ(同315・1ミリ)、笠利191ミリ(同363・6ミリ)、沖永良部175・5ミリ(同314ミリ)、与論島138・5ミリ(同295・1ミリ)の順で、いずれも平年を大きく下回った。

 奄美市名瀬では同日午後1時すぎに31・2度を記録。同市名瀬の大浜海浜公園では、埼玉県から観光に訪れた家族連れが「もう夏が来たんだね」と笑顔で海水浴を楽しんでいた。奄美地方は向こう1週間、湿った空気の影響で曇りとなる日もあるが、太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多くなる見込み。

海遊びを楽しむ観光客=19日午後2時ごろ、奄美市名瀬

 

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