風読み軽快に帆走 瀬戸内町阿鉄=ヨットレースに30人、ロータリークラブが企画 

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「第8回奄美瀬戸内ロータリーカップハンザクラスヨットレース」(NPO法人セイラビリティ奄美主催)は20日、鹿児島県瀬戸内町阿鉄(あてつ)の湾内であった。中学2年生から86歳まで島内外の老若男女30人がエントリー。風向きを確認しながら巧みに帆を調整し、軽快にヨットを走らせた。

出場者は2人1組でヨットに乗り、全艇一斉にスタート。海面に設置されたブイを決められた順に回り着順を競った。予選(2レース)の上位7チームで決勝(1レース)を行った。
ハンザクラスのヨットは初心者でも簡単に操縦でき、年齢や性別、障がいの有無にかかわらずセーリングを楽しめるのが特徴。大会では、風を的確に捉えて軽快に進む艇もあれば、風に苦しみ迷走する艇などさまざまで、参加者は大自然の中で風を受け、爽やかな笑顔を見せていた。

自身も選手として出場した奄美瀬戸内ロータリークラブの町田慶太会長は「最初は強い雨で心配したが、午後は秋晴れになり子どもから高齢者まで楽しんでくれてよかった」と話した。

結果は次の通り。(敬称略)
▽順位 ①増留治・加絆音②鈴木海智・得希羽③春田政徳・加修

風を受け、海面を軽快に進む出場艇=20日、鹿児島県瀬戸内町(森直弘さん撮影)

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