鹿児島県徳之島町の語学留学で米国ニューヨーク市を訪れている高校生3人から、現地リポートが届いた。現地での生活や観光、現地の奄美会会員らとの交流などについて伝えている。
生徒らは7月21日に渡米。滞在1週間目を迎えた28日にはニュージャージー州にあるニューヨーク奄美会会員の自宅で交流会を実施。徳之島や奄美群島の出身者らと徳之島の現状などについて情報交換した。
異国で生活する先輩たちとの交流について生徒らは「海外移住の経緯や困難などの経験談に深い感銘を受けた。彼らの努力や適応力を知って自分もさらに頑張ろうと思った」「奄美会の方々がニューヨークで働く経緯などを聞くことができて人生の選択肢の幅が増えたように感じた」「働いたり進学したりした際のことを教えてくれて自分の将来を考える機会になった」と感想をつづった。
生徒らは15泊17日の日程でホームステイや語学学校での学習に取り組んだほか、エンパイアステートビル、国連ニューヨーク本部、タイムズスクエアの見学などの観光も楽しんだという。徳之島には8月5日に帰島した。