中学生がジャガイモ植え付け 知名中=農協壮年部が食育、沖永良部農業理解知って 

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あまみ農業協同組合青壮年部知名支部(平英行支部長)の食育活動が21日、鹿児島県沖永良部島・知名町の知名中学校(福永修一校長)1、2年生66人を対象にあった。ジャガイモの植え付け作業を行い、沖永良部島の農業への理解を呼び掛けた。

沖永良部島ではジャガイモが基幹作物として盛んに生産されている。同支部ではジャガイモを使った食育を2009年から行っているほか、14年から島で生産されている花を使った花育にも取り組んでいる。今年度は28日までに知名中を含む6カ所(こども園、小、中学校)で食育や花育活動を行う予定。

この日は種芋200キロをサイズに応じて切った後、学校近くの約2千平方メートルのほ場に植え付けた。防風ネットを立てるために穴を掘り、支柱を立てるまでの作業を行った。収穫は来年1月下旬~2月上旬を予定している。

参加した生徒は「ちゃんと育って食べられたらいいなあと思う。島のジャガイモが島外にも出荷されているのはすごいと思うしうれしい」と話した。

平支部長は「農業の島なので、子どもたちにはこの活動を通して農業を知ってもらいたい」と話した。

ジャガイモの種芋を植え付ける知名中の生徒ら=21日、知名町

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