企業コンサルティングなどを行う全国中小企業経営能力認定協会(東京都港区、住友結美代表理事)が鹿児島県与論島の与論町立与論中学校(吉松浩志校長)で進めていた図書室リニューアルの完成式典が2月27日、同校体育館で開かれた。同校、同協会、町、町教育委員会、建設業者など関係者が出席。「子どもたちの心休まる居場所」の完成を祝うとともに、図書室の利用拡大に期待を込めた。
図書室リニューアルを通して「子どもたちの心休まる居場所づくり」を提供し、企業、地域、子どもとの導線づくりによる地域活性化で子どもたちの未来を照らす「TELASプロジェクト」の一環。2024年7月には同プロジェクト推進へ向け、同協会と町、町教育委員会は連携協定を結んだ。
リニューアルのコンセプトは▽居心地の良さ▽友達とのコミュニケーション▽リラックスなど。子どもたちや教諭から「温かみのある空間に」との意見が多くあったため、照明で温かみを出したほか、木をメインに植物を置き、椅子も大地を表すような落ち着いた色合いにした。住友代表理事は「今後は子どもたちだけでなく、保護者や一般への開放が大事だと思っている」と話した。
吉松校長は「温かみがある雰囲気で生徒も喜ぶ。ここでのびのびと本を読んだり、ゆっくり過ごしたりしてほしいと思う。将来的には地域に開かれた地域の人に使ってもらえるような拠点になれば」、生徒を代表して2年の村上凛図書委員長は「落ち着いて過ごせるすてきな空間に生まれ変わり、これから使うのが楽しみ。たくさんの人が足を運び楽しんでもらえるよう、図書委員として頑張ります」と話した。
2月28日、3月1日は図書室完成披露会があり、多くの町民が訪れ、室内を見学していた。

リニューアルされた与論中学校図書室=2月28日、与論中

