鹿児島県与論島の方言「ユンヌフトゥバ」を使った「第17回与論(ユンヌ)カルタ大会」は21日、与論町の与論中学校体育館で開催された。同町子ども会育成連絡協議会、町教育委員会が主催。子ども会の4~6年生で構成する16チーム(1チーム3人)が参加。かるたを楽しみながらユンヌフトゥバや島の歴史、文化などへの理解を深めた。
「与論カルタ」は民間有志によって2007年に作られた。札はユンヌフトゥバを織り交ぜながら、島の自然、文化、歴史、産業など各分野にまつわる五七五調を基本とした46句で構成。大会は郷土に関する知識や郷土愛を育むことなどを目的に毎年開催され、読み手や審判、記録など大会運営は中高生ボランティアが担っている。
試合では句の後半が読まれた後に全体が読まれ、頭文字と関連する絵が描かれた取り札の獲得枚数で競った。参加者の多くはすべての句を覚えており、静寂の中、句の後半が読まれると、素早く取り札に手を伸ばす様子が見られた。
トーナメント戦で競い、与論小6年児童3人で構成するアガリAチームが優勝。児童の1人は「昨年決勝で負けて悔しかったので、優勝できてうれしい。真ん中の人は自陣の札を、サイドの人は相手陣地の札も見るという作戦で多く取ることができた」と話した。

16チームが熱戦を繰り広げた与論カルタ大会=21日、与論町

