共販目標4900トン誓う 和泊町でバレイショ出発式 沖永良部島

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 鹿児島県沖永良部島の和泊町で7日、2026年沖永良部島産バレイショ「春のささやき」出発式(JAあまみ和泊事業本部、和泊町園芸振興会主催)が開かれた。今期の共販目標は4900トン(前期実績4946トン)。生産者や、関係する機関、企業の代表者らが参加して目標達成を誓い、バレイショを積んだトラックを送り出した。

 和泊事業本部によると、今期産のバレイショは10月の高温や、北海道種場産地の不作による種子不足から品種変更や受け入れ遅延を余儀なくされたことなどを背景に、出荷上旬は計画を大きく下回る見込み。出荷が3、4月に集中し、5月へ大きくずれ込むことが懸念されている。

 出発式は安全祈願の神事に続き、沖永良部高校エイサー部の演舞でオープニング。関係者によるテープカットの後、和泊小学校金管バンドの演奏を受けてトラックが出発した。

 式後はサトイモ、ニンニクを合わせた輸送野菜出荷協議会があり、バレイショ以外の今期出荷目標はサトイモ160トン(前期実績112トン)、ニンニク30トン(同23トン)とした。

 あいさつで、園芸振興会の北原茂敏会長は「『顔の見える産地づくり』を掲げ、販促活動をさらに強化していく。目標販売高達成に向け、共に頑張ろう」、和泊事業本部の山下元達統括理事は「近年の気象状況が農作物に及ぼす影響は深刻化し、今後も注視が必要。高品質で安全安心なバレイショ出荷、主要3品目の取り扱い目標5090トンの達成に向け、力添えを」と呼び掛けた。

 出発式に先立ち、同会場でじゃがいも祭りが開催され、新バレイショをはじめ地場野菜や軽食の販売などでにぎわった。

テープカットで目標達成を誓うバレイショ生産関係者=7日、和泊町

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