児童生徒35人が入賞 ネリヤカナヤ創作童話コン

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 第22回ネリヤカナヤ創作童話コンクール(鹿児島県図書館協会奄美支部主催)の表彰式が7日、奄美市名瀬の県立奄美図書館であった。最優秀賞と優秀賞の児童生徒14人が出席。同支部の里光和恵支部長から賞状を受け取った。

 コンクールは、子どもたちの創造力や表現力を培うとともに、豊かな心やたくましく生きる力を育むことを目的に毎年開催。今年は奄美群島内から計178作品(小学校153、中学10、高校15)の応募があり、最優秀賞8人を含む35人が入賞した。学校賞には奄美市の節田小と宇宿小、徳之島町の亀徳小が選ばれた。

 表彰式では里光支部長が「どの作品も奄美ならではの良さが発揮され、読み手をワクワクさせた。(これからも)毎日の体験を元に、自分の考えを深めていってください」と述べ、受賞者をたたえた。

 受賞者を代表して赤木名中2年の牧野一香さんが、自身の作品に込めた思いを語り「作品を読んでくださった方が一人でも多く笑顔になるとうれしい」と話した。

 作品紹介もあり、最優秀賞の榊ココさん(節田小5年)が「きらわれ者と一人の少年」を朗読。〝きらわれ者〟の台風と、台風の良い一面を知った少年との友情を描いた物語を読み上げた。

 受賞作をまとめた作品集は3月に発行予定。群島内各学校や市町村の図書館などに配布される。

最優秀賞・優秀賞児童生徒が出席した第22回ネリヤカナヤ創作童話コンクールの表彰式=7日、奄美市名瀬

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