帰省ラッシュ始まる 「おかえり」、再会喜ぶ 奄美空港

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 お盆休みを故郷で過ごす人たちの帰省ラッシュが始まっている。鹿児島県奄美市笠利町の奄美空港ではお盆の下り便がピークを迎えた。9日の到着ロビーは多くの観光客や帰省客でにぎわい、「おかえり」と弾んだ声であふれ、手を振り抱き合って再会を喜ぶ姿が見られた。

 前日は県本土を襲った大雨の影響で鹿児島を結ぶ便に欠航が相次いだ。関西から夫と子ども2人の家族4人で帰省したという清田夕貴子さん(33)は「大阪からの便では鹿児島の大雨の影響はなかったと思う。出身が瀬戸内町でみなと祭りがあるので行ってみたい。滞在中は海と川へ遊びに行きたい」と話した。

 同日に帰省した清田さんの姉の家族は「朝の便で鹿児島から来た。昨日の航空便で奄美大島に来る予定が、大雨で欠航になってしまった。きょう何とか来られてよかった。滞在日数が減ってしまったのは残念」と話した。

 お盆期間(8~17日)の日本航空(JAL)の奄美群島発着路線予約率は、下りのピークが89・4%、上りが87・7%となっており、期間中の予約率は上り、下りとも71・2%となっている。

帰省客や観光客でにぎわった奄美空港の到着ロビー=9日、奄美市笠利町

 

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