鹿児島県奄美市の市制施行20周年記念・第62回奄美まつりの関連イベント「花火だヨ!全員集合!」(同実行委員会主催)が1日夕から夜にかけ、同市名瀬の御殿浜公園であった。花火大会を挟みながら、歌やダンス、演舞など多彩なステージパフォーマンスで盛り上がった。
会場にはさまざまな屋台が軒を連ね、日暮れ前から多くの老若男女が集まった。イベントは初出演の創価奄美太鼓団の和太鼓演奏を皮切りに、ヒップホップダンスやフラダンスなどが続いた。午後8時40分すぎからは会場のカウントダウンに合わせて色とりどりの花火が打ち上がり、名瀬の夜空を華やかに彩った。
実行委の一員であるあまみエフエムディ!ウェイヴ!の渡陽子さんは「若い世代が協力して作り上げるイベントで、今年で9回目。子どもから大人まで楽しみ、島の大切なものを守りながら古里で暮らしたいと思う人を増やしていければうれしい」と話した。
花火の後は地元バンド・ピンポンズが出演し、新曲「月夜の浜で」を発表。最後は六調で会場一体となってにぎやかに締めくくった。
2日は舟こぎ競争と八月踊り、3日は奄美やちゃ坊相撲大会とパレードがある。

多彩なステージでにぎわった「花火だヨ!全員集合!」=1日、奄美市名瀬