大野稼が一軍登録 ソフトバンク=プロ3年目、今年の目標果たす

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 鹿児島県奄美大島・龍郷町出身の大野稼頭央投手(20)=福岡ソフトバンクホークス=が27日、一軍登録された。父の裕基さん(45)は「実感はないが、うれしい。頑張ってきたことを出してもらえれば」と喜びを語った。

一軍登録された龍郷町出身の大野稼頭央投手

 大野は2004年8月6日生まれ。176㌢、70㌔。左投げ左打ち。戸口小1年でソフトボール、同3年から龍郷野球スポーツ少年団で軟式野球を始めた。県立大島高校野球部ではエースとして島の仲間と「島から甲子園」を目標に掲げ、2021年に鹿児島県内の離島勢として初の県大会制覇。続く九州大会では準優勝し、第94回選抜高校野球大会に出場した。

 22年のプロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから4位指名を受けプロ入り。二軍での成績は24年に5試合で18回2/3を投げ11奪三振で防御率1・93。今季は二軍5試合で登板。7回2/3を投げて15奪三振、防御率1・17。今年の目標に掲げていた一軍登録を果たした。

 裕基さんは「25日に本人から一軍に登録されると連絡があった。(大野投手は)今シーズンは中継ぎを任されており、頑張りたいと言っている」と話した。

 

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