鹿児島県龍郷町秋名の県道沿いに植えられたヒカンザクラのうち、1本が早くも咲き誇っている。集落住民によると、毎年一番乗りに開花する「不思議な木」。通行するドライバーらの目を楽しませている。
芦花部トンネルから秋名集落方面に進んだ左手。鈴なりにピンクの花をつけ、周囲の雰囲気を明るく彩っている。
16日は雨交じりのあいにくの天候だったが、花の蜜を求めてメジロが元気よく飛び回っていた。
同町奄美自然観察の森の川畑力指導員は「森はまだ一分咲きにもなっていない。来週あたりには開花するのではないか」と話している。