第40回俊寛ジョギング大会(鹿児島県喜界町陸上協会主催)が3日、喜界町体育館近くの俊寛像前をスタート地点に開催された。2キロ、5キロ、10キロの3コースに小学生から一般までの計211人が出場。和気あいあいとした雰囲気の中、全員が完走した。
大会は平安時代の僧俊寛の遺徳をしのび、参加者の健康と体力の向上を図り、島の自然をアピールする目的。レースは午前10時から順次スタート。沿道には応援の町民らが詰め掛け、出場者に声援を送った。レース後はお楽しみ抽選会もあった。
参加した児童生徒は「学校でのロードレースの時よりは緊張しなかった。みんな一緒で楽しく気持ち良く走れた」「走っているときはきつかったけど、気持ちよく走れた。日頃のトレーニングの成果が出たと思う。これからも頑張りたい」と話した。
最高齢出場者で長寿賞を受けた積山泰夫さん(74)は中学1年の孫と出場して5キロを完走。「孫と一緒に走る楽しみと、心身の健康維持のため毎回参加している。4月の喜界島マラソンにも参加する予定で、今から楽しみ」と話した。