奄美温泉、グランドオープン 大和村=ハナハナビーチリゾート、島内外から日帰り客来館

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天然温泉を目玉とした鹿児島県奄美大島の大和村にある観光施設「奄美温泉大和ハナハナビーチリゾート」が19日、グランドオープンした。13日から18日までは村民や関係者を招待し、約370人が来館。グランドオープン初日は島内外の日帰り利用客が多数訪れ、真新しい施設を堪能した。

施設は同村出身の浜崎哲義氏が代表取締役社長を務めるグレイ美術(本社東京)が、村と立地協定を結んで整備。温泉の泉温は40・2度で、泉質は弱アルカリ性。11日には竣工披露会が催された。

スタッフによると、19日は午後7時までに、家族連れや友人同士など約70組が来館。3割が島外客という。

温泉だけでなく、プールやレストランなどの利用者もおり、福岡県小郡市から家族6人で訪れた叶大輔さん(41)は、子ども2人とウォータースライダー付き屋外プールを満喫。「ウォータースライダーは結構勢いがあって水に飛び込む瞬間が面白かった。これから温泉に入るのも楽しみ。開放感があっていい施設。福岡の友人たちにも勧めたい」と笑顔で話した。

日帰りの場合は▽温泉入浴▽温泉入浴と屋外プール▽食事―の3プランが利用可能。1日5組限定の宿泊施設は26日からの予約を受け付け中。詳細は施設公式ホームページで確認できる。

グランドオープン初日に島外から訪れて屋外プールで遊ぶ家族=19日、大和村の奄美温泉大和ハナハナビーチリゾート

-あまみじかん