ケラマツツジが見頃 大和村・嶺山公園=奄美が北限の絶滅危惧種、鮮やかな赤が特徴

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鹿児島県大和村の村花にも指定されているツツジが、同村大金久の嶺山公園で見頃を迎えている。同村が30年ほど前に植樹したもので、担当者は「展望台から見渡せる新緑と海のパノラマ、鮮やかな赤いツツジの花を楽しんで」と来園を呼び掛けている。

村産業振興課によると、植えられているのは環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に分類されるケラマツツジ。和名は沖縄・慶良間諸島に由来し、奄美が北限。今が咲きごろで5月の連休前あたりまで楽しめるという。

公園入口にあるトイレの横から奥に進むと駐車場がある。散歩道も整備され、ゆっくりとツツジや新緑、鳥のさえずりなどを楽しめる。

見頃を迎えている嶺山公園のケラマツツジ=11日、大和村

-あまみじかん