瀬戸内町の子どもらと交流広げる 鹿大生=サークル活動で来島、児童クラブ訪問

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サークル活動の一環として鹿児島県大島郡瀬戸内町に滞在している鹿児島大学の学生7人が8月22日、古仁屋小学校の古仁屋児童クラブを訪れた。ゲームや楽器の演奏を通して児童らと親睦を深め、楽しく交流を広げた。ㅤㅤㅤ

クラシックギターの演奏や体験活動で児童らと交流する学生たち=8月22日、瀬戸内町古仁屋

学生たちはクラシックギターサークルと奄美愛好会「ゆりむん」のメンバーで、奄美文化の体験や地域住民との交流を目的に14日ごろから順次来島。約1週間の同町での活動には、関係人口の創出などに取り組む民間団体「せとうちんちゅネットワーク」が協力している。

この日は児童25人が参加。学生らは「じゃんけん列車」「人間知恵の輪」など大人数で遊べるゲームで場を盛り上げ、児童らと活発に交流した。

クラシックギターのミニコンサートも行い、「星に願いを」など計5曲を披露。人気アニメのテーマソング「夢をかなえてドラえもん」「さんぽ」では、児童らも手拍子をしながら元気いっぱいに合唱した。演奏体験もあり、児童たちは興味津々な様子でギターに触れて学生から弾き方を教わっていた。

古仁屋小学校の児童は「ギターはとても良い音だなと思った。大学生たちと遊べて楽しかった」と笑顔。奄美愛好会「ゆりむん」の部長で農学部4年の中島朝飛さん(24)は母が同町古仁屋出身。「小さい頃からよく奄美を訪れていた。島の文化をほかの学生たちにも知ってもらいたい。交流では子どもたちが歌が好きな様子が伝わってきた。楽しんでもらえて良かった」と語った。

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