千葉県船橋市の東武百貨店船橋店で7月13~18日の6日間、第7回沖縄・奄美物産展が開催された。奄美からは、ぐーんと奄美(奄美群島観光物産協会)のほか食品関連12社、大島紬などの工芸品や化粧品を取り扱う3社が出展。黒糖やシマアザミなどの加工食品が人気を集め、奄美黒糖焼酎や泥染め衣料品などの販売を通して、奄美群島の魅力をPRした。
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黒糖焼酎を隠し味に使ったプリンを購入した船橋市の30代主婦は「奄美大島の食材について丁寧な説明があり、産地への誇りが感じられた」と満足げだった。
奄美産シマアザミの加工食品を販売した「はっとり商店」の服部嘉仁代表は「競争の激しい健康補助食品というカテゴリーでも、島の生産者の真摯(しんし)なモノ作りを伝え、共感を得ることができた」と手応えを語り、催事後の市場拡大に期待を寄せた。