日本航空(JAL)は7月7日、鹿児島県奄美市笠利町の奄美空港で「七夕イベント」を開催した。赤木名小学校付属幼稚園(中島朋子園長、園児8人)の園児らが短冊に願い事を書いたほか、空港2階の出発ロビー内で童謡を歌唱。飛行機の見送りも行い、乗客らを楽しませた。
JALが2011年から実施する行事「JALグループの七夕祭り」の一環。奄美空港をはじめ、国内55空港と一部の海外空港で乗客が書いた短冊を集め、宮城県仙台市の「大崎八幡宮」に奉納する。奄美空港で書かれた短冊は、来週仙台市へ発送予定。
園児らは、奄美空港1階のJALの航空券販売所近くで短冊に願い事を記入。2階の出発ロビーでは、童謡「たなばたさま」「おつかいありさん」を元気よく披露した。続いて乗客らに「いってらっしゃい」と声を掛け、飛行機の駐機場に移動。手を振って飛行機を見送った。園児らは「ドキドキしたけど、上手に歌えた」などと話し、飛行機が飛び立つ前の大きな音に驚きつつも「楽しかった」と笑顔を見せていた。