鹿児島×渋谷クリエイティブ・シンポジオン

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今年50年ぶりに開催される東京オリンピック、大規模な再開発が進む渋谷はまさに日本のクリエイティブの集積地。その地で渋谷と鹿児島の縁の新しい形、鹿児島×渋谷クリエイティブ・シンポジオンが開かれる。

鹿児島と渋谷の”縁”

渋谷区役所提供

渋谷区役所提供

渋谷のシンボルとなっている忠犬ハチ公像。
初代のこの銅像を制作した安藤照は鹿児島出身の彫刻家で、
鹿児島市に現存し観光スポットともなっている西郷隆盛銅像を制作したのもこの人物である。そして、現在の二代目のハチ公像はこの安藤の息子、安藤士が制作し、ハチ公像試作品のモデルが実は鹿児島市立美術館に所蔵されている。

また、平成10年からはじまった「渋谷・鹿児島おはら祭り」は毎年5月中旬土日に、道玄坂と文化村通を通行止めにして行われる大きな踊りパレードで、南九州最大の「おはら祭り」が渋谷に出現する。

他にも渋谷と鹿児島の縁は古くから多く、これまでも人や文化が交流してきた。

他にも渋谷と鹿児島の縁は古くから多く、これまでも人や文化が交流してきた。

鹿児島×渋谷クリエイティブ・シンポジオン
このイベントは、「クリエイティブ」をキーワードに都市と地方、クリエイティブと行政、ワークとライフ、新しい時代のヒントを散りばめたまさに『クリエイティブの饗宴(シンポジオン)』である。
3日間の会期中、3つのトークセッションが予定されていて、そのテーマは

1)1/25(土)|クリエイターを育む都市と地方の在り方とは?
渋谷区長と鹿児島市長とともに、日本を代表するクリエイティブディレクター、箭内道彦氏、そして鹿児島と東京を拠点に全国で様々な企画ディレクションをてがけるBAGNの坂口修一郎氏の4人でトークを繰り広げる。
鹿児島と渋谷、都市と地方、クリエイターと行政・・・メディア・働き方・生き方が多様化するこれからの時代のメソッドを探る。

2)1/26(日)|旅をするように働く2人の志事術
志事術・・非常に興味をそそるテーマでトークをするのは、フリーランサーとして各界で活躍されている安藤美冬氏と、パソナJOBHUB事業統括部長兼旅するようにはたらく部長の加藤遼氏の2人。旅するようにはたらくこととは?

3)1/26(日)|地域(場)と繋がる想像力~移動は創造力を刺激するか~
話し手は、あのライゾマティクスの齋藤精一氏と、今注目のディレクションを数多く手が
けるYOSHIROTTEN氏。まだ見ぬ2人のかけあいに期待が高まる。

クリエイティブと鹿児島
会場では、様々な展示が行われる。

鹿児島出身で太陽企画クリエイティブディレクターの伊原亮氏による鹿児島を体感できるデジタル展示や、トークショーゲストのライゾマティクス齋藤氏、YOSHIROTTEN氏のデジタル作品、そしてかごしまデザインアワード2019の珠玉の作品の数々など、最先端と鹿児島とが同居する展示の数々を楽しめる。

鹿児島と渋谷の縁からはじまるクリエイティブの饗宴。
働き方、ワークライフバランス、地方移住、関係人口の創出、ワーケーション、SDGs、様々なキーワードが未来に広がる今、このイベントを通じて今の時代だからこその新しい発見があるかもしれない。

鹿児島×渋谷クリエイティブ・シンポジオン
2020.01.24Fri - 01.26.Sun
11:00~20:00(最終日は17:00まで)
渋谷ヒカリエ8F 8/COURT
2020.01.25.Sat 鹿児島市markMEIZANでSESSION_1サテライト開催

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