「自然のものには自由があるアートと自身のルーツへの想い」(後編)
プロローグ両親の他界をきっかけに、両親の故郷である鹿児島県南さつま市大浦町へと移り住んだ狩集広洋さん。移住して3年。拠点が大阪から鹿児島に移ったこと以外、依頼があれば国内外あちこちを訪ねて創作するという仕事のスタイルは変わらないが、大浦町をはじめ鹿児島での縁は少しずつ広く厚くなっている。 インタビュー:奥脇真由美 撮影:高比良有城 取材日:2022年2月 地元で個展を開催 大浦町のなかでも狩集さんの両親の地元は久保集落という場所。ここには昨年12月にオープンしたばかりの『books&cafeそらま ...