薩摩川内市祁答院町の藺牟田池の湖畔で、ベッコウトンボが姿を見せ始めました。
ベッコウトンボは、体長4センチから5センチ、体や羽がべっ甲色をしていることから、その名がつけられました。
ベッコウトンボは、絶滅のおそれがあるとして、環境省が絶滅危惧種に指定し、捕獲が禁止されています。
藺牟田池では2017年4月12日に4匹の羽化が確認されましたが、今年は春先の寒さなどの影響か、去年より遅い初確認になったということです。
撮影した日は、ベッコウトンボを観察したり、写真に収めたりする人の姿が見られました。
その後徐々に増えてきているというベッコウトンボ。現在は80匹あまりが確認されているということです。
撮影は、いちき串木野市のMBCふるさと特派員・小島忠義さん(2017/4/18)。